文系からプログラマー就職は無理なのか、無理だと思ったら

2020年1月14日

文系でもプログラマーを目指す方が増えていますし、就職に成功している方も増えています。

この記事は
・プログラマーとして就職するために抑えておきたいこと
・やっぱりプログラマーは無理なのかなと諦めそうな方

のための記事となっています。

文系からプログラマー就職に成功したかた5人にアンケート

文系なのにプログラマーへの就職が成功した方々5人に体験談を語ってもらいました。

就職を目指している方の参考になる情報があると思いますので、ご覧ください。

面接で落ちてる方はアピールポイントや準備(言語の習熟度、ポートフォリオ)も大切です。

Kさん

❓文系なのにプログラマーになった理由は?

私はプログラマーになりたくてなったわけではありません。就職超氷河期で、希望する企業から内定がもらえず、途方にくれながら、就活イベントで改めて適職検査を受けたところ、「IT業界に適性がある」という結果が出ました。IT業界なんて全く興味も親しみもない状態でしたが背に腹はかえられないと思い、数社受けたところ、そのうちの一社から内定をもらったのです。

❓プログラマーになるために必要だと思ったことは?

プログラマーというと理系のイメージがありますが(実際私も内定をもらうまでそのイメージがありました)、正直、文系も理系も関係ありません。大切なのは論理的思考と読解力です。この業界には文系出身の人は大勢いますし、理系だから有利ということはありません。

❓文系でプログラマーとして採用されるための就職対策

私がIT業界の面接でよく聞かれたのは「日々技術は進歩していく。常に自分で勉強していかなければいけない。それができますか?」ということでした。ITの勉強に限った話ではなく、例えば何かの資格取得に向けた勉強をしたことがあるのなら、それもアピールポイントになります。

❓文系ならでのはコミュニケーション力は有利ですよね

プログラマーは何人かのチームで作業をすることが多いです。そのため、コミュニケーション能力も求められます。コミュニケーションと言っても、ベラベラ喋ればいいということではなく、相手の話を聞いてしっかり理解する能力だとか、つたなくてもいいから自分の思いを伝える能力だとかそういったことです。学生時代にサークル活動をしたとか、学校行事等で複数人で力を合わせて一つのことを成し遂げたとか、そういったことも十分アピールポイントになります。

Sさん

❓文系プログラマーになった理由、なった方法

私は元々日本の近代小説に興味があったため、大学は文学部を選びました。しかし、パソコンを触るのも好きだったので、就活ではIT業界も視野に入れていました。中でもプログラマーになることを選んだのは、ものづくりが好きだったので「実際に手を動かして作る」という角度でシステム開発に関わりたいと考えたからです。そこで「文理不問」「手厚い研修」を掲げているIT企業だけを15社ほど受け、無事プログラマーになることができました。

❓文系でプログラマーになるために必要な知識とスキル

文系学生でも、就職してから技術の知識は身につけることができます。むしろ期待されるスキルは「コミュニケーション能力」です。それは「チームメンバーと話し合う力」であったり、「話し手の意図を間違いなく汲み取る力」「分からないことはすぐ質問できる力」であったりします。

❓文系でプログラマーとして採用されるための就職対策

まず「文系なのになぜプログラマーになりたいのか」を、自分の言葉で説明できないといけません。私も面接で必ず聞かれました。「かっこよさそうだから」「仕事がなくならそうだから」ではない、IT企業・プログラマーになりたい理由を言えるようにする必要があります。

また、企業は「入社しても、職種が合わないとすぐ辞めるんじゃないか」と心配しています。そこの心配を払拭させるために、こちらの本気度を示さなければいけません。私は「基本情報技術者試験の勉強を始めており、来年の春には合格する予定です」とアピールしました。

適性検査対策(数学系)も地味に重要です。大手SIerで、足切りの点数がシビアだなと感じるところもありました。SPIの非言語は8割できるようにしておくと安心です(私自身は7割でしたが、それでも複数内定をいただけたので悲観するほどではないと思います)。

SUさん

❓文系プログラマーになった理由、なった方法

私は無事に就職したものの、すぐにストレスなどを感じて退職し不定期のバイトを渡り歩く生活となりました。

実は人間関係があまり得意で無い事が徐々に分かって、ネットで稼げる方法は無いかなと毎日検索したりしてました。ある日大学の先輩がプログラマーになってかなり稼いでいる事が分かったんです。収入をチラッと聞いたのですがこれがすごくて、私も興味を持つようになっていきました。

❓プログラマーになるために努力したことは?

元々Webデザイン的な事には興味がありましたが、文系ですしプログラミングはさすがに無理かなと思ってたのですが、IT系で起業した人は意外に文系も多い事を知り、一度やってみようかなと思いました。最初に始めたのはHTML・CSSですがこれはプログラミング言語ではありません。しかし基本的なものですし適正を考えるにはちょうど良いものです。だらだら勉強していましたが、そこそこ趣味で使えるようになりましたしPHPなどのWeb系言語へのステップアップもスムーズに行きました。
そしてプログラマーへの就職を果たせたのですが、プログラミングは決して理系である必要は無いと分かりました。

❓プログラマーに必要だと思うスキルは?

プログラマーに大切なのは目的達成のスキルで、プログラミングスキルはあくまでも道具なのです。これはスキル(道具)を使って、どうやって目的達成のためのソフトウェアを作り上げるのか?という能力の事です。文系理系は関係ない領域ですから、文系でも十分にプログラマーを目指していけるでしょう。最低限のコニュニケーション力や時間管理スキル磨きでも、できるプログラマーとして実力を上げていけます。

lさん

❓文系プログラマーになった理由、なった方法

女性で長く働ける職種ってあまりありません。そこで長く働ける仕事を探していたのと、プログラマーという仕事に興味があったことが理由です。もともとパソコンをいじることが好きで、文系に進んだもののやりたいと感じる仕事がありませんでした。そこで、プログラマーなら自分の好きな仕事がどんどんできるのではないかなと思ったのです。

❓どのようにしてプログラマーになれましたか?

プログラマーになった方法ですが、その時はすでに大卒で別の仕事についていましたので、中途採用という形で入りました。面接では未経験ということだったので、不利になるかと思いましたが、自分で勉強をしているということと、どんなプログラムを組んだのかを面接でアピールしました。

その企業は未経験者も率先して人をとっているということもあって、やる気を買ってくれました。「文系」自体はハンデにはならないようです。「今はそういった人も多い」とその企業の社長は言ってくれました。文系でも手に職をという形で、プログラム言語を自分で学んで就職する方は多いですね。私は文系で未経験の中途採用だったのですが、特に不利になったということは感じませんでした。

KEさん

❓文系プログラマーとしての就職活動はどうでしたか?

大学は文系卒ですが、プログラマーの仕事は興味があったので、応募してみることにしました。入社試験では筆記試験と面接があり、筆記試験は一般常識と論文、面接ではプログラマーになろうと思ったきっかけなど、色々と質問されたので、そのことについて具体的に説明をしました。

元々ゲームが好きなので、趣味でプログラミングを行ったり、ホームページをHTMLやPHPでソースを書いたり、色々と独学しながら楽しんでいたので、プログラマーとして仕事をしてみたいと思っていたので伝えました。

❓どういったことがアピールポイントになったと感じますか?

プログラマーになるには、基本情報技術者試験に合格しているとアピールできるポイントになるので、大学時代には基本情報技術者試験の参考書を購入して勉強したり、色々と自分なりに勉強するようにしていたので、そのことを面接でもアピールしました。

趣味でホームページを作る程度ですが、面接時にはアピールするチャンスだと思いURLをポートフォリオとして伝えました。こうした自分なりの努力や基本情報技術者試験の勉強など、会社側も興味を持ってくれるので安心できます。

❓入社後に感じたことは?

入社後は基本情報技術者試験を受けることになるため早い段階から勉強しておくことは大切なことだなと実感しました。やはり少しでも早くから基本情報技術者試験の参考書・問題集など、時間があるときに勉強しておくと入社後に楽になります。仕事との両立はとてもハードな部分があるので学生のうちに資格を取らないまでも勉強しておくとよいです。

文系からプログラマーへ、無理だと挫折しそうになる6パターン

文系出身でプログラミングの学習中に多くの人がつまづきそうになる部分を把握してみませんか。

だれでも躓いてるんだな、とわかれば気持ちが楽になるってものです。みんなが通る道なのでぜひ頑張ってほしいです。

1.変数と代入でつまづく

文系ならではだと思いますが、変数の概念は数学そのものなので、数学を苦手としてきた人は最初にちょっと躓くかもしれません。でも中学数学レベルですし、プログラミングの基本なので、ちょっと躓いても何個も事例を見て、書いてみればすぐなれるはずです。だから大丈夫。

2.四則演算でつまづく

演算は+(足し算) -(引き算) *(掛け算) /(割り算) の他に、%(余り)とか ()を使ったりする演算です。とくに女性で文系だと演算を見た瞬間に拒絶する人もいるぐらいなので、こういう式を見たら紙とペンで書いてみたりしてなれるとよいです。

3.関数(ファンクション)(メソッド)でつまづく

関数って中学や高校数学でやったと思いますが。それに似てる挙動をするのがプログラミングの関数でもあります。

関数の理解が深まるとより面白くなるので是非習得してほしいです。小さい関数を書いてみて、挙動を確認できればすぐ理解できますよ。

4.疑問・課題・エラーを解決する手段が見つからない

解決策はGoogle検索で探すとか公式の言語マニュアルを探せばでてきます。「検索力」が問われてるだけです。日々検索を使うように心がけましょう。

5.処理フローがわからない、読み解けない

パソコンの中のメモ帳に書かれているローマ字の羅列。それを頭の中で追いかけるのはけっこう大変です。処理の流れ(フロー)が混乱したら、紙とペンでお絵描きして流れを書いてみればよいですよ。

6.先生や講師に支持してるけど、理解がおいつかない、自分で調べろと言われる

これは悲しいかな。なぜかIT業界の人って「自分で調べろ」っていうんですよ。「ググってわからなかったら来い」ってね。そういうモノだと思ってください。もしあなたがお金を払って受講しているのに言われるなら、それは相手の職務怠慢なので、相手がわるいです。

以上、6パターンでした。

学生の時からスクールに通ってる人が多い

昨今はプログラミングスクールが乱立しています。

私は取材でよくスクールにお邪魔することがありますが、なかには学生さんもいます。

特に就職を見据えた大学3年、4年次になって、就職のためにスクールに通われる方がいることに驚いています。

スクールはお金がかかるのでバイトをして費用を捻出してるようですね。しかし自分の人生ですし面接でアピールできるので、メリットも大きいと思います。

独学で挫折しそうなら、スクールに顔を出してみるのも悪くないと思います。就職前提のスクールには料金がタダのスクールもありますので。

逆に文系だからこそ有利な点もある

文系女子が英字新聞を読むシーン

プログラミングは結構、英語力が問われる局面があると思います。まぁ私は英語ができないのですが、英語が出来ればなお理解が楽だろうと思うことがよくあるんです。

例えば

・エラーメッセージが英語で出力される

・言語マニュアルが英語で書かれてる

・文法が英語からきている

例)kuchikomi belongs_to : shop
とかね。

こういった部分で英語が得意な文系の人は有利だなと思いますよ。

理系の私が言うのもなんですが、私もプログラミング言語には挫折していて、その理由で英語がわからないから問題解決できない、てことが結構あったのです。

あとはコミュニケーション力ですね。これは実際には仕事をスタートした後に文系の方が有利だと思います。実際の仕事はチームプレイなのでしゃべりと理解力が乏しい理系には難しいことでもあります。

プログラマーになるのが無理だと思ったらコレをおすすめ

何もプログラマーじゃなくてもIT系で需要のある職種はありますよ。

それはプログラマーよりもハードルが低い「ネットワークエンジニア」です。

ネットワークエンジニアとはPCやインターネットや携帯電話をつなぐ、通信ネットワークまわりのエンジニアのことです。

プログラミングの業務はしませんし、IT業界への参入の障壁は低いので、文系出身者でも大丈夫。

この件についてはネットワークエンジニアになるための無料の養成スクール「ネットビジョンアカデミー」を取材した記事があるので、そちらを見てもらえるとどんな仕事なのか理解できると思いますし、意欲が沸くと思います。

たった1ヶ月で資格を取り2ヶ月で就職までできます。

ネットビジョンアカデミー取材記事

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