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子供向けプログラミングScratchとCodeMonkeyを触ってみた

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児童向けのプログラミング学習言語としてScratch、学習サイトとしてCodeMonkeyがあります。

今日はこの2つを実際に触ってみました。

自分も子供がいるので、何歳になったらプログラミングを学ばせようか考えていまして。

何年生になればこれらを使ってプログラミングの学習に活用できるか、どんなサイトなのかも調べてみました。

目次

プログラミング言語 Scratch

Scratchとは、アメリカの名門マサチューセッツ工科大学(MIT)が子供向けに開発したプログラミング言語です。幅広い言語に対応していて、英語はもちろんですが日本語にも対応しているので、世界中の国で幅広く使われています。

Scratch(スクラッチ)の基本を解説

Scratchの特徴は、感覚的に取り扱うことができるビジュアル型のプログラミング言語という点です。

一般的なプログラミングはテキストベースと呼ばれメモ帳に言語を記述していく形。プログラミングの構造や関数、構文などを覚えたうえで、その言語構文に忠実に英語のアルファベットを記述をしていく作業が必要になります。

この方法では、小さな子供にとっては難しいですよね。

そこで開発されたのは、コードを作る必要がなく、すでに用意されているブロックを使ってマウスを動かしながら並べ、それが裏側ではコードとして構築されるというメカニズムなのです。

Scratchを利用するユーザーの側としては、画面上のブロックをドラッグ・ドロップするだけで命令を組み立てられるというメリットがありますし、視覚的にプログラムを学べるので、小さな子供はもちろんですが初めてプログラミングに挑戦するという人でも、仕組みが分かりやすいでしょう。

Scratchの学習におすすめのWebサイト5選

まずはScratchの公式はMITのサイトです。
https://scratch.mit.edu/

ブラウザでここにアクセスすればOKです。アプリとかダウンロードする必要もありません。「Scratchに参加しよう」からアカウントを作成、サインインすればScratchでプログラミングをする準備ができます。

直観的に操作できますが、学習をサポートするサイトもあります。Scratch学習用のサイトも見て行きましょう。自分にあった学習サイトで学ぶとよいと思います。

Yahoo!きっず

https://kids.yahoo.co.jp/study/integrated/programming/
Yahooの中にキッズ向けのプログラミング教材ページがあります。子供向けのプログラミング言語のいくつかが掲載されていますので、Scratchのページを探してみてください。NHKからの動画教材もピックアップされています。

ドットインストール

https://dotinstall.com/
プログラミング学習サイトとして人気で、1つの動画は3分と短くまとめられているのが特徴です。レベル別、言語別にまとめられているので、見たい内容を選んでサッと勉強できます。初心者向けなので分かりやすく基本的な部分から学習できるサイトです。動画のしゃべりは割と早口ですが、要点を捉えてわかりやすいですよ。

Why!?プログラミング

https://www.nhk.or.jp/sougou/programming/
NHKで放送しているプログラミング番組を動画として紹介しているサイトです。1つの動画は10分ですが、コミカルな内容がギュッと詰まっていて充実しています。タレントの厚切りジェイソンが登場したりして楽しめる内容です。見てるだけになりがちなので、同時にScratchの画面を開いてマネをしていくとよいでしょう。

Udemy

https://www.udemy.com/
Udemyは色んなプログラミング言語の動画教材が掲載されているサービスですが、Scratchの教材を無料で公開している講座もありますのでUdemy内で「無料」で検索してみるとよいです。初心者のファーストステップとして活用できます。無料ユーザー登録してログインして閲覧してください。次のレベルとして有料の教材もあるので中級、上級も探して学習できます。

Scratchではじめよう!プログラミング入門

https://scratch.mit.edu/studios/1168062/
公式Scratchサイトの中にあるページの1つ。Scratchではじめよう!プログラミング入門Scratch3.0の書籍に掲載されているプロジェクトのサンプルが掲載されています。本を買って勉強する人向け。

少し上級生むけCodeMonkey

CodeMonkeyとは、プログラミングを学ぶことができる学習サービスの一つです。このサービスの特徴は、ゲームとして楽しみながら学べるため、プログラミングに対して抵抗があったり高い壁を感じている人でも学びやすいという点があります。

CodeMonkeyは小学生で初めてプログラミングを学ぶ子供のために開発されたサービスで、コードを書くことで画面上のキャラクターを動かせるなど、ゲームの延長線として学べるカリキュラムになっています。無料で30チャレンジまでできます。

イスラエルで誕生した学習サービス

CodeMonkeyはもともとイスラエルで誕生したサービスなのですが、現在では世界中に800万人ものユーザーを抱えるほど大人気のサービスとなっています。発祥国であるイスラエルでは学校の教材として既に導入されていることから見ても分かるように、ゲームとして遊べるけれど教育的なサービスなのです。

世界各国の言語に対応していて、日本語にも対応されているので、外国語が分からない人でも問題なく使えますよ。日本の公式サイトはこちら。http://codemonkey.jp/

対象年齢

CodeMonkeyは9歳以上を対象年齢として開発されましたが、子供だけではなく大人でも楽しめます。世界中に幅広いユーザーがいて、定年後のお年寄りが遊んでも楽しくプログラミングが学べると好評ですね。

小学生だけでなくプログラミング初心者、文系学生なんかにも入り口としては十分かと思います。

CodeMonkeyの特徴と学習の仕方

CodeMonkeyの特徴はゲームの一環として学べるという点があります。キャラクター+テキスト記述によるプログラミングの形です。

Scratchはキャラクターとブロックを並べて動作を記述していきましたが、CodeMonkeyはキャラクターと、ブロックではなくテキスト(英語)の記述によって動作させます。なので少し上級になります。

イラストなどがない画面で学ぶよりも、自分が書いたコードによって画面上のキャラクターが動くという設定の方が、楽しく学べますので、本格的なプログラミングの前段階としても使えると思います。

CodeMonkeyは、CoffeeScriptというプログラミング言語を学べるという特徴もあります。この言語はJavaScriptにコンパイルできますが、JavaScriptはWEBアプリの開発によく使われるため、CoffeeScriptを学べばWEBアプリ開発に一歩近づけるということになりますね。難易度が低くて初心者にも学びやすいという点もまた、CodeMonkeyの大きな特徴の一つとなっています。

CodeMonkey利用環境

この学習サービスは、WEBに接続できるパソコンなら今すぐに使うことができるという利便性も特徴の一つです。ネットで利用できる学習サービスの中には、特別なソフトウェアをインストールしなければいけなかったり、設定が難しくて使ってみたいけれど設定が出来ずに躓いてしまったということもあるでしょう。しかしCodeMonkeyなら、ブラウザだけで利用できるので、パソコンの設定を変更する必要がなく、いつでもどこからでも学習できます。


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