ネットワークエンジニアは「楽」と「きつい」が同居する仕事

2020年1月16日

ネットワークエンジニアの方にヒアリングしたことがあります。この仕事は結構特殊で物凄く「楽」な部分がある反面、「きつい」と感じる場面もあります。それは人それぞれ性格による部分も多いとか。

ここではネットワークエンジニアが「楽」だ「楽しい」と感じる部分と、「きつい」と感じる部分についてお伝えします。

これからネットワークエンジニアを目指そうか検討中の方は先輩ネットワークエンジニアの言ということで、自分に適性があるかやっていけそうか判断する材料になるのではないでしょうか。

ネットワークエンジニアが「楽」「楽しい」と感じる部分

職場でのガッツポーズ

日々の仕事がルーチンワーク

運用・監視の仕事の場合はトラブルが起こるまでは特にやることが無いので楽に感じます。ずっとPCに映った画面やログを見続ける仕事ではなく、問題が発生した場合はパトランプが鳴るので、そういった事象が起こるまでは自由時間と言っても過言ではないでしょう。

残業はあまり無い

運用監視は交代制なのでトラブルが続いてない限りは、次のメンバーに交代なります。夜勤はあるってことになりますが、残業はあまりありませんので決まった時間に帰宅出来るのは楽ですね。

作業手順書があるので初心者でも出来る

監視でも構築でも手順書に従って作業を行うので実際1年目のメンバーでも出来る仕事です。2年目、3年目になるとリーダー的な立場から指示書どおり作業させる側になりますが、仕事の難易度としては楽なほうになります。

監視の仕事はけっこう暇が多い

トラブルが起こるまでは暇です。自由時間になるので自分で何か勉強してても問題なく監視をしながら資格取る勉強してる人はいます。

リモートワークの会社もある

ネットワークエンジニアはSESで常駐するケースが多いですが、会社によってはリモートでの勤務をOKとしてるところもあります。通勤が無いのが楽というケースですね。(セキュリティに関わるのでNGな会社が多いと思いますが。)

ネットワークエンジニアが「きつい」「つらい」と思う部分

仕事がつらい

夜勤がある、365日営業

運用監視の仕事は交代制なので夜勤があります。体調面は気を付けないといけないし、女性は不規則な生活でお肌を気にされる方が多いと思います。心身ともに健康を維持するのは難しいかもしれません。またシステムを365日切らせてはいけないので土日、年末年始も誰かしら勤務して頑張っているのです。休日が友人と合わないのは疎遠になりがちでつらいと思う人も。この仕事を30代、40代になってもやれるかというとそれも難しく。仕事自体の難易度は高くないモノの生活面と仕事環境がきついのはネットワークエンジニアならではですね。

日々の仕事がルーチンワーク

性格にもよりますがルーチンワークが楽で好きだと思う人もいるし、それが逆につらいと思う人もいますね。

自ら向上心がないとこの仕事からステップアップできない

運用監視の仕事は夜勤や土日もあるためこの仕事から次のステップに行きたい、設計構築の仕事をしたいと思うのが普通です。日々の業務で知識と範囲を広げることは可能ですが運用監視の楽さに埋もれると自力でキャリアを作る能力を養うことが難しくなる可能性も。廃れにくい技術とは言え向上心をもっていないといずれ辛くなってくるでしょう。

トラブル時は時間に追われるきつい作業となる

お客さんが居ての仕事です。システムにトラブルが起きた際には早く復旧して欲しいと思われてる中での作業になります。ログを追いかけ原因を探り、機器の交換なのか、OSなのか、パッチなのか早急な対応が望まれるため時間に追われるのは精神的にきついこともあります。運用保守のチームですね。

ネットワークエンジニアをおすすめするのはこんな人

新卒のミーティング

コツコツと作業を行うことが出来る、学習意欲、知識欲がある

ネットワークは実機を使い、またPCからコマンドを送り、経路を作ったり遮断したときに他の経路に切り替わるかなどの設計と構築をしたりとても複雑です。ネットワークの知識を習得するための勉強、幅広い分野へ適用していくためのコツコツと努力できる人、なんでこういう動作、挙動をするんだろうと疑問を持ち知識欲をもって自分で調べたり学習できるにネットワークエンジニアはおすすめできます。

ネットワークエンジニアは文系の人におすすめ

人と話すのが苦手では無い事を挙げます。

ネットワークエンジニアは上流工程になるとお客さんとのやり取りが入ってきます。どんな要望をお持ちなのかヒアリングしたり予算に収まるような提案をしたり。ITに詳しくないお客さんに理解してもらえるわかりやすい話を心掛けることも求められます。場合によっては見積書を書いて説明、契約処理までする人もいるでしょう。また基本的には仕事はチームで行う(規模による)ため仲間同士のコミュニケーションも必要です。

ネットワークエンジニアは文系の人にこそおすすめ、と言われる理由ですね。

プログラミングのように処理の流れを作ったり追いかけたり上下に移動したり別のページに行ってから戻ってきたりすることがなく。コマンド1個に対して1つの処理、が基本なので英語みたいなイメージで捉えられます。論理的思考がそこまで必要ではないので文系におすすめだったりします。

同じような仕事が苦痛ではない方

ネットワークエンジニアはクリエイティブな素養が必要なわけではありません。逆に日々のルーチンワークをこなせる人、同じような仕事が苦痛ではない方におすすめです。こればかりは性格によって違いますね。

体力がある方、若い人におすすめ

エンジニアなのに体力がある人にお勧め、と言われるとピンと来ない方もいるかもしれません。けどエンジニア全般として体力がある、病気しにくい人はおすすめします。プログラマーやSEも納期間近や炎上中の案件だと徹夜、土日出勤あたりまえになります。ネットワークエンジニアは夜勤が大きなウエイトをしめます。生活のリズムが狂ったり体調面に影響がある場合があるので体力がある人、若い人材にはおすすめですよ。

ネットワークエンジニアの学習方法

ネットワークエンジニアになるための学習方法ですが

・独学(書籍)
・大学の理工学部、情報学部
・専門学校
・実務の中で

とあります。

もしあなたが関東に住んでいて、あるいは上京の予定があるなら無料のスクールをおすすめします。

たった1ヶ月でCCNAの資格を取得し(95%)、2ヶ月目で就活&内定が決まる(100%実績)、31歳までの若手むけのネットワークエンジニア養成スクールがあります。

ネットビジョンアカデミー取材記事

ネットビジョンアカデミー公式ページ

実機演習もあり最短でなれるのでお勧めですよ。

ネットワークエンジニア7人にアンケート「楽しい」こと「きつい」ことを聞いてみました

ここではアンケートで頂いた話を掲載します。

ネットワークエンジニアといっても職域がバラバラですし、企業規模もバラバラですが参考になればと思います。

ネットワークエンジニアがきつい、つらいと感じること

ネットワーク環境を構築していく場合、なかなか思うような設計ができないこともあり、そういうトラブルが起きた時にはログファイルの解析を行いながら、何が原因でネットワーク構築ができないか、問題解決の糸口を見つけるなど、時間を費やすことになるため、なかなか作業が進まないこともあります。ネットワーク構築後にはテストを行い、きちんと構築した環境が最適な状態にあるかなど、様々な方面にて考慮していく必要があるため、かなり時間がかかります。ネットワークの保守に関して、トラブル発生時には原因を突き止めることが最重要になり、そしてトラブル回避のため、機器の交換など行うなど対策が必要になるので、かなりきつい作業になり、スピードも要求されるので、深夜など遅くまで作業します。

エンジニアというと職人のようなイメージがあり、自分の仕事だけに集中して、マイペースに仕事を進めることが出来ると思っていたのですが、実際はチームで動くことが多いですし、かなり忙しくて自分の都合で仕事を進めることは出来ませんでした。常に上司からのプレッシャーを感じますし、役員にシステムのプレゼンなどを行う機会も多く、幅広い能力が求められるなと感じました。私は人前でプレゼンするのは苦手で、特にきついと思う瞬間でした。自分の中では良い提案があってもそれを言葉にして役員に伝えるのは非常に難しく、理不尽な理由で提案を却下されることも多かったので自分の無力さを感じることもありました。知識や技術力以外の能力も必要です。

ネットワークエンジニアは、様々な知識が必要になり、OSによってセキュリティ環境やアプリケーションのパッチ作業など、各々違いがあるため、かなり幅広い知識も必要になり、想定外のトラブルが起きることも多々あります。そういう時にスピーディに対応することが困難な状態になったとき、クライアント側からの要求と作業がなかなか進まない時の気持ちのやり場のなさなど、かなり辛いと感じました。作業も深夜に及ぶことも多々あったので、体がきついなあぁと感じることもあり、心身ともに大変だと実感したこともありました。ネットワークエンジニアは一人で全ての流れを担当することも多いため、ストレス発散方法を見つけておくべきです。

ネットワークエンジニアは勤務時間が不規則であること1番辛い点といっても言い過ぎではないでしょう。ネットワークというのは、土日祝日に関わらずいつも正常に動いていなければなりません。顧客のサービス止めないように構築の業務は土日作業となる事が多々あります。保守や運用の作業は365日必須となるので、運用サイドのネットワークエンジニアは、普通に交代制となります。シフトによって土日祝日に入らなくてはならなかったり、時間帯も深夜や早朝になる事も多々。生活リズムも大きく崩れてしまいます。土日にちゃんと休んで、規則正しい生活をしたい方にとっては、ネットワークエンジニアの業務は非常に辛いかもしれません。

突発的なエラーやバグが発生した時は、もちろん残業もしますし深夜でも呼び出される事も多々ありました。相手企業が大きいほどこちらに要望する事が多いのでその対応に時間を費やしました。特に知識が無いとお客様から質問をされた時に答える事が出来なく、信用が無くなってしまいますので、必要以上の知識を頭に入れる事が必要でした。ネットワークだけでは無く、全体への理解も必要です。プログラマーとは違ってミーティングに参加することもありネットワークの知識だけでは無く、コミュニケーション能力も必要でした。

きつい、つらいと思ったのは、やはり夜勤ですね。夜中もずっと監視していなければいけないため、心身ともにバランスを崩してしまうことがあります。若いころはいいのですが、40代にもなると夜勤は辛くて実際に体調を崩してしまい、違う仕事へかわっていった人もいました。私も夜勤が少しだけありましたが、きつくて慣れるまでは本当に大変でした。夜中に眠れなかったり、昼の仕事のときに眠たくなってしまったり、体内時計がぐちゃぐちゃになり、さらに、肌の状態も悪かったです。また、365日仕事があるので、友達の休みと合わないということも多々。それも若いときは辛かったです。仕事自体がというよりもこのような環境の方が辛かったです。

私の場合は中小企業のお客さまが多かったので、インターネットに疎いお客さまが多く、説明するのにとても苦労しました。また当初はネットワークの構築や管理だけの簡単な仕事のみだったにも関わらず、お客さまとの付き合いが長くなるにつれて、仕事の範囲も倍増。「クレーム対応」などの、本来サポートセンターがやるべき仕事を任されてしまうこともありました。「こんな仕事もエンジニアの仕事なのか?」と目を疑うような雑用もありました。またネットワークエンジニアの仕事は、完全夜型なのもきついです。サーバーのメンテナンスは深夜2時~4時などの、多くの人が眠っている時間に頼まれることも多く、職場は不夜城とかします。生半可な気持ちでは、やっていけないです。

ネットワークエンジニアが楽しい、楽と思うこと

大規模ネットワークの環境など、かなりやりがいのある仕事も多く、そして運用してるネットワーク環境でトラブルが起きた場合には、原因を見つけるためにログファイルを分析するなど、かなり細かい作業も必要になりますが、色々と問題解決の糸口が見えて、トラブル回避することができると、キャリアになりますし、一つ一つの作業を行うことで、自分自身にプラスになっていくのを実感できるようになります。スキルアップすることが自分でも体感できて楽しいし、やりがいのある仕事だと感じています。大きなプロジェクトに関わのはお勧めです。

1年目2年目は学ぶことばかりで失敗も多く楽しむ余裕はありませんでした。経験を積むにつれて徐々に仕事を楽しむ余裕が生まれてきます。プロジェクト内での自分の役割を理解して、周りのサポートが出来るレベルまで成長できたときは楽しいと思います。自分が提案したシステム、またはチームとして参加したシステムが採用されて、実際に運用が始まるときは達成感があります。さらに利用した人の喜びの声を聞けたときは非常に嬉しいです。トラブルが起きずにスムーズに運用が出来たときは自信にもつながります。どんな仕事でも同じだと思いますが、人に感謝される時は楽しさや嬉しさを感じます。他にも給料が上がったり、評価が上がったときは素直に嬉しかったです。

一つの案件が終わったら、かなり充実感もありますし、スキルアップすることができたと感じます。クライアント側からヒアリングした後にネットワークの設計・構築・運用など一通りの流れを経験することで、かなり自信がついていきますし、自分の経験としてのスキルがプラスされていくのがわかります。頭の中でイメージができるようになるため、案件終了後には楽しさとやりがいを感じることができます。OSやサーバーなど、幅広い知識もプラスされていきます。ネットワークエンジニアとしての実力がついていくのがわかるので、様々な経験が積み重ねていくことで新たな発見ができます。

システムの根幹であるネットワークに携わる事がそもそもこの仕事の良い面の1つです。他のエンジニアなら触れる事の出来ない、インターネットの基盤である巨大なネットワークに触れられる経験は、ネットワークエンジニアの業務の醍醐味でもありますね。ネットワークエンジニアには、フロントサイドの設計・構築などと、バックのWebページ運用・保守などがあります。大いに責務の重い業務でもありますが、併せて大きなやりがいも感じる事が出来ますよ。ITエンジニアの業務の多くは目に見えない、触る事の出来ないソフトウェアを作っています。ただし、ネットワークエンジニアの業務は実機のスイッチやルーターなどに触れて仕組みを構築できるのも面白いところです。

一人ではなくグループで仕事をする事が多いのでお互いの信頼が高くなっていく感じがします。お客様の意見をヒヤリングしお客様とも仲良くなって行き、その結果いい環境で仕事が出来るようになりました。後輩が出来ると自分だけでなく教育もやっていきますので自分だけの成長に留まらず後輩の成長も感じる事が出来ました。

ネットワークのトラブルへの対処が仕事なので、特別なことをする必要がないのが楽でした。今は「この仕事がしたい」といっても蓋を開ければ、その仕事以外にもオールマイティーに仕事をさせられることが多いですが、私がしていた仕事は保守監視だけの仕事だったので、仕事がやりやすかったです。ネットワークにトラブルがあれば、それを修繕したり直したりするだけなので、毎日ほぼずっと同じ仕事をしていられます。これが大変だと思う人もいるかもしれませんが、私はすごく楽だと感じました。また、需要のある仕事なので、条件が良い仕事があれば転職も難しいことではありません。私はネットワークエンジニアをしていて良かったと思っています。

私の場合はリモートワークを取り入れている企業にて、ネットワークエンジニアの仕事をしていました。毎日会社に出社しなければならない訳ではなく通勤電車に日々揺られずに済んで「本当にラクな仕事だな~」と思いました。夜遅いのは難ですが、その分朝や昼間はゆっくり出来る日も多いです。マイペースに仕事したい人にとっては、最高の仕事なのではないかと思います。またエンジニアの業界では、それぞれが忙しく仕事をしているので「面倒な人間関係がない」というのも嬉しいポイントです。きちんと仕事をおこない問題を解決すれば、クライアントの方から褒めてもらえる…というご褒美もあります。やっただけの成果が見えて、自分のやりがいを心から感じられる仕事だなと思っています。