しばらく続けていたProgateに満足したのでレビューがてら紹介したいと思います。プログラミング初心者でこれから何で学習しようかなと思ってる方の参考になればと思います。
Progateとは
あちこちのエンジニアブログで書かれているし自分で調べればわかるのですが念のためサラッと。
私の昔からの癖でしてかならず「運営会社」とその規模、資本金、社員数、親会社などを見るようにしています。
Progateは・・・と。
株式会社Progate(所在地:東京都渋谷区)
URL https://prog-8.com
上場 未上場
資本金 8210万円
日本の企業なんですね!国内だけでなく米国とインド子会社を設立。社長は東大中退の若干20代、すごい経歴だ( ゚Д゚)
世界中に45万人ものユーザーがいる「オンラインプログラミング学習サービス」。
Proateを使ってみてそのメリットデメリット
実際に自分で使ってみて感じたメリットです。
- 無料版でもある程度学習でき、有料でも月額1000円未満と安い
「プログラミングって何なの?」と言うレベルの初心者にかなりお勧めしたい。知るきっかけになるしここから興味が持てれば次のステップに進んでもいい、それが無料で学べるのが最大のメリットだと思う。 - ブラウザ上でコードを書いて、その場で結果表示できる
プログラミングの環境構築が要らない。ブラウザ上でコードを書いてすぐ結果を目視できるのでわかりやすい。 - 初心者でもとっつきやすい優しいレベルから教材がある
教材のレベルが非常に優しいところから始まる。これ以下の教材はおそらく見当たらないのではないか。 - スライド形式なのでスムーズに進められつまずきにくい
1コマ1コマが単発で書かれてる内容が短くて次へボタンを押していくだけなので1個1個理解しながらスムーズに進められる - 学習内容、進捗をレベルで表現してわかりやすい
現在の自分のポジションがわかり、中断したレッスンからも始められやすい。またLv制になっていてやりがいを促すような仕掛けもある。 - 用意されている多数の言語を全部学べる
JAVAだけとか、PHPだけ、とかSwiftだけ、とかじゃなくて。全部のプログラミング言語を並列で閲覧できるのもメリットかと思います。
こちらは自分が感じたデメリットについて。
- プログラミングをかじった人には物足りない
他言語でもかじった人には教材が優しすぎて無料版まででは物足りないと思うはず。 - 初心者・未経験者向け
プログラミングがマジで初めてという方むけ。教材で網羅されてるレベルが初心者まで、なので早くクリアして次の教材を探すのをお勧めする。 - 環境構築・設計・テスト・リリース・運用はノータッチ
プログラミングにフォーカスしているためか、製品を作る際のその前後の工程については触れられていない様子。
Progateを始めよう!登録、前準備
Progateを始めるにあたっての前準備と、アカウント作成についてまとめました。
Progateでプログラミングするのに必要なモノ
Progateはオンラインでブラウザ上でプログラミング学習ができるので、必要なものといえばパソコンですが、スマホやタブレットでもできます。アプリ版もリリースされてるようで、App Storeや、Google Playからダウンロードして取り組むこともできます。
Progateへの登録の流れ
自分が登録した際の流れを書いておきます。自分はパソコンでアカウント登録しました。
アカウント作成には「Facebook」「Twitter」「Google」で連携して登録するか、メールアドレスで登録できるようです。今回は連携せずにメールアドレスで登録してみます。ユーザー名とアドレスとパスワードを入力して。
メールがくるので認証URLをクリックして完了です。簡単ですね。
アカウント作成したらすぐ使えるようになりました。
Progateの有料版の評判、実際に取り組んでみて
有料会員になってみました。内容をレポしてみたいと思います。
まずは有料版への移行の仕方について。
有料版 プラス会員への変更方法
画面下部の「有料会員プラン」から変更ができます。有料会員は月額980円となっています。別に高くはないですね。
プラス会員のほうの登録ボタンをクリック
支払方法はクレジットカードかPaypalが選択できます。私はクレジットカード払いにしました。
これだけの手続きですぐアカウントが切り替わり、無料会員では見れなかったコンテンツが開示されるようになりました。
ちなみに解約するには、画面右上の自分のアイコン>アカウント設定>お支払情報と進みます。
それで「プランをキャンセル」をクリックすればOKです。
Progate有料版をレポ
無料会員では鍵マークがついていて見れなかった部分が見れるようになります。
(画面はRuby on Railsのレッスン)
さて、実際に有料版を使ってみました。もちろん使い勝手は無料版と変わらないのでスムーズに進めていくことができます。学べる内容がどんどん進化していきます。いくつかの言語ごとにProgateでどれぐらい深堀できるかを見てみました。
例えばRuby on RailsのレッスンではWEBアプリに必須の「ユーザー登録」「ログイン」「投稿」といった機能まで網羅されています。
Swiftのレッスンでは「基本文法」「関数」まで。ちょっと少ない。
PHPレッスンは「基本文法」「オブジェクト指向」「投稿」「表示」まで。
各言語とももっと学ぶ事がたくさんあるので、Progateは入門向けでProgateをクリアしたら次の教材やレッスンを探しに行くのがよいかと思いました。
Ruby on Railsは、例えば私が受講したプログラミングスクールのテックアカデミーのレッスン(完了目安100時間程度)の全体の20%ぐらいだと思います。Railsは他に環境構築や、実際にWEBに公開したり、幾つかのWEBアプリを自作して理解を深めて行った方がよく、ブラウザ上だけで理解を進めるのはこれ以上は難しいように思います。
Swiftに関してですがXcodeというAppleの開発環境を使って開発するのが通常です。Progate上では文法までは学べますがXcodeで出来るようなInterface Builderを使ってボタンや画像やラベルを配置するなどの練習はできません。私はSwiftはテックキャンプで学びましたが、そこの10%ぐらいはProgateで学べると思います。
Progate総括、早く次へ!
Progateは、プログラミング未経験なんだよね、異業種で働いててこれからエンジニアを目指そうかと思っている‥
といった方におすすめしたいサービスです。
「プログラミングって意外と簡単」と思ってもらえるはずですしモチベーションが沸くでしょう!
しかしここでプログラミングのすべてを知ったつもりになるのではなくて、早い段階でクリアして次の自分に合う教材を見つけてほしいと思いました。巷にある書籍を購入してもいいし、プログラミングスクールに通ってもよいでしょう。
Progateで学べないこと
Progateで基本文法は学べますが、開発環境を構築したり、作ったものを公開したり、リリースしたりという部分は触れられていません。
また現実的な開発の環境でやるようなこと、例えば以下のようなこと
●RubyならAmazon AWS Cloud9上でコーディングしてプレビューしたり。herokuにアップしてスマホからアクセスしてみたり。
●SwiftならXCode上でプロジェクトを作成してUIを配置してコーディングしたり、ビルドしてシミュレーター上でアプリを動かしてみたり。
こういったことはProgateの画面上ではできませんので、文法が分かったら早くこれらを学べるような学習方法へシフトしたらよいと思います。
Progateの無料版でどのレベルまでいける?
無料会員ですと各プログラミングの初歩部分までしか閲覧できませんので、ここをクリアしてもほとんど何もできないと言ってよいでしょう。言語の書籍の前半30ページ分ぐらいの量かと思います。
しかし初歩の部分だけでも次のような事がほとんどの言語で理解できるはずです。
・文字出力する方法・変数の概念・変数への代入・文字列の扱い方・条件分岐のif・配列の扱い・繰り返し処理(for, while等)
書き方は違えどこれらはどの言語でも共通して学ぶ部分です。
無料版でProgateがどんなものかを理解して、有料版に進むための判断材料にされるのがよろしいかと思いました。
Progateとドットインストールの違い
後日書く。
Progateで学べるレッスン・言語の一覧
言語の一覧がすぐ出てきました。画面も見やすくていい感じです。
レッスン | 概要 |
---|---|
HTML&CSS | 初心者はまずここからどうぞ的な感じでした。WEBサイトを作る最も基本的な言語。 |
JavaScript | サイト上で動きを出したりするフロントエンド言語 |
jQuery | Javascriptのライブラリの1つ |
Ruby | 理解しやすい(と言われている)日本人が開発した言語 |
Ruby on Rails5 | Rubyのフレームワーク。上とセットで学ぶのが一般的。 |
PHP | サーバーサイド言語、WEB開発に適している。 |
Java | 企業向け開発や、Andoroid開発もこの言語 |
Python | 機械学習、AIをやるならこれ |
Swift | iOSアプリ開発ならこれ |
Command Line | コマンドを使ってコンピュータを操作する方法 |
Git | ソースコードのセーブポイントを作るサービス |
SQL | データベースを学ぶ |
Sass | CSSを便利に効果的に操作する言語 |
Go | Google謹製のサーバーサイド言語 |
ProgateでさっそくPHPの学習をしてみた
私はこれからPHPを学習しようと思ってまして。
ここからは私のPHP学習ブログみたいなものです(;´・ω・)
ProgateのPHPのLesosn1はPHPの基本的な構文からスタート。
一通りスライドを使っての教材を見終えたら、さっそくPHPを書いていく画面が出てきた。
これぐらいの演習問題なら楽勝ですね。
と思ったら入力した内容のプレビューが出来ない(´;ω;`)ウゥゥ 更新ボタンを押してもダメ。いきなり最初で躓いた感が半端ない。運営に問い合わせしちゃいました。
でもブラウザを推奨されてるchromeじゃなくてFirefoxにしたら出るようになった。おかしいと思ってChromeの更新ボタンを押したら画面に出るようになった。なんじゃこりゃ。
まぁとりあえずは解決したからいいか。運営には解決しましたメールを送りました。
さて、気になる事が1つありましてPHPの学習教材のもくじをざっと見てみました。
この中にはPHP開発のための環境構築というレッスンがありません。
PHPって環境構築しなくてもいいのかな?
試しに他のレッスンのJavaのほうを見てみました。けど、こちらにも環境構築についてはありません。SwiftのほうもXCodeに関する教材はありませんでした。。。アレ?
もしかしてProgateは環境構築に関するレッスンはなくてコードをWEBブラウザ上で書く練習だけなのか、あるいは有料プランじゃないと見れないのか‥わかりません。
Rubyの方を見てみたら、やっぱり最初からコーディングをする練習から始まっています。で、全部のレッスンの1番下にありました。Rubyの環境構築のレッスンが。
てことは言語によって無いのと有るのがあるんですね。私が学習しようとしているPHPに関してはありませんでした。
サーバーサイド言語だからPHPやMySQLに対応しているレンタルサーバーを借りてドメインを設定すれば、そこにPHPファイルをアップすればブラウザで動作確認はできると思うんだけど‥
なんだか初めてだから不安になってくる。
とりあえずProgateはこのへんにして、ドットインストールに進んでみることにしよう。
初めてのプログラミング、ここから