趣味でプログラミングを始めよう!何を作る?おすすめは‥

プログラミングあれこれ

私が趣味でプログラミングを始めたのはもう20年も昔です。当時のドコモの携帯電話で動くiアプリ(容量制限10KBまでの小さいやつ)というのがあってそれが携帯で動くのが面白くて始めたのがきっかけです。

ここでは趣味としてプログラミングを始めたい方に、始め方やどんなものを作ったらよいか、などお話ししたいと思います。

お金のかからない趣味、プログラミングを始めるにあたって

プログラミングを始める方法にはいろいろなものがありますが、趣味として始める人は多いですね。

プログラミングに限らずどんなことでも好きなことだと頭にスラスラ入ってきますし、忘れにくかったり、もっとハイレベルなことに挑戦したいという意欲がわいてくるものです。

最近では、自分でWEBページを作成してブログを開設したり、スマホのアプリを開発してお小遣いを稼ぐなど、プログラミングをより身近に感じられる機会が増えています。また、パソコンを購入してもプログラミングソフトが最初から標準装備されているなどして、誰でも気軽にプログラミングに挑戦しやすい環境が整っていることも多いです。パソコンさえ持っていればお金はほとんどかからない趣味となります。

そのため、趣味としてプログラミングに挑戦してみようかなという気持ちになりやすいのかもしれません。

プログラミングの始め方

始め方の手順としては次のような感じです。

1.最終的にどんなものを作ってみたいのかを決める
2.プログラミング言語を決める
3. 準備する(開発環境、書籍、WEB学習サイト)
4. 始める

1の作りたいものによって2が決まったりしますし、1を決めておけば2は何の言語でも達成できたりする場合があります。なので目標物を最初に決めるのが良いでしょう。

2の言語を決めちゃって進み始めると、後戻りできないこともないけどせっかく学習したのが勿体ないので、どうせなら最初に決めた言語を最後まで通した方が良いとは思います。なので言語選びは慎重に情報収集しまくってから決めた方がよいかと思います。2と3は行ったり来たりしてもよいと思います。

趣味から始めてあわよくば転職活動に使えないかな、とか、エントリーシートに書いていいかな。なんてお考えだとしたら目的が間違ってるので、それは趣味以上にしっかり技術を身に着けるべきかと。

趣味でプログラミング何作る?興味が持てるモノがおすすめ

趣味でプログラミングを始める場合には、まずは楽しく学べるところから始めることをおすすめします。

「好きこそものの上手なれ」です。プログラミングを始めると結構うまくいかなくてそれが苦痛になるケースが多く挫折するので、自分が楽しいと思える「言語」「環境」「作りたいもの」「学びたいこと」に焦点を当てるとよいでしょう。

例えば以下のようなものがお勧めです。

  • スマホで使える簡単なアプリ
    自分のスマホで自作したアプリが目の前で動くのは創作意欲が沸くってもんです。
  • WEBサイトを作って公開
  • 自分の何かを表現するためにWEBサイトを作るのは簡単で、人に見てもらいやすく反応も見えて楽しいですよ。

  • ゲーム制作
    ゲームが好きな人なら、ゲーム制作に取り組んでみることも楽しく始められます。
  • 数学統計、機械学習、AI
    結構マニアックですが数学が好きでこういった分野をやってみたいならPythonを学習してみましょう。

趣味として始める場合には、興味を持っていることや好きなことの延長としてプログラミングを使っていくことを考えるのが大切です。そして、作りながら自分自身で進捗度合いや完成具合を確認しつつ続けられる方が、モチベーションを高く維持することにもつながるでしょう。

プログラミングを趣味から副業・転職・起業へ

趣味から始めた場合でも、プログラミングというスキルを身に着けることには、たくさんのメリットが期待できます。

収入源が増える可能性

まず1つ目のメリットは収入のチャンスを得られるという点があげられます。昨今では独学でスマホのアプリやWEBサイトを開設し、販売したり広告を貼ったりしてお小遣いを稼ぐ人が増えています。

自分で作ったアプリを実際に使ってみて、とても便利だなとか使い勝手が良いなと感じたら、ぜひ販売してみてはいかがでしょうか?スマホアプリやWEB市場は、自分の知り合いだけではなく、日本全国、世界中に広がっています。思わぬアイデアから大きな収入を得ることも可能ですよ。

就職や転職へのチャンス

2つ目のメリットは、プログラミングのスキルを持っていることが就職や転職の際に役に立つという点です。プログラマーやエンジニアとして転職する場合には、こうしたスキルを持っていることはもちろんプラスなのですが、そうした職種でなくても近年では、プログラミングスキルを持っていることによって企業に重宝されるケースが増えています。どんな趣味がどこで役に立つか分かりませんよ。

独立・起業のきっかけとして

3つ目のメリットは、趣味が功を奏して実践レベル以上のレベルに到達すれば、企業で働くのではなくてそのスキルを活かして独立・起業できるというメリットがあります。現在、プログラマーをはじめ、たくさんのIT技術者が働いていますが、その中には独立している人もたくさんいますし、ベンチャー起業を立ち上げる人も多いのです。もしかしたら、趣味で始めたプログラミングが将来的には自分の天職を支える技術になってくれるかもしれません。

人脈や仲間が広がる

プログラミングをしてる人の多くはSNSもやってるように思います。また勉強会や言語のフォーラムも開催されてるのでそういうところに参加すれば人脈が広がることは間違いありません。将来的にあわよくばそこから仕事を頂いたり、彼女ができたりなんて可能性も開けます(コラ)前向きに知識欲がある人たちの集まりなのでとても良い関係を築けることでしょう。

趣味プログラミングの例と言語えらび

趣味でプログラミングを始める場合、初心者レベルでもたくさんの楽しみ方ができます。

敷居が低く可能性が大きいWEBサイト作り

多くの人が興味津々でプログラミングのスキルを学習したら最初に取り掛かってみたいと思っているのは、WEBサイトではないでしょうか。

WEBサイトを作るためには、HTMLやCSS、そしてJavaScriptなどの言語を勉強するのがおススメで、これらは難易度がそれほど高くないので、未経験者でも集中して勉強すれば短期間でかなりのレベルをマスターできる言語です。レベルが上がればPHPやRubyに挑戦してもいいですし。

WEBサイトを作れば、個人ブログを開設してバーチャルなお友達を作っても良いですし、ネットのサービスやネットショップを開設するのも楽しいでしょう。

作り始めるとどんどん欲が出てくるので、もっとハイレベルな所を極めてより機能的なWEBサイトを作りたくなったり、別の言語も学習して、魅力的でプロフェッショナルな域に到達したくなるはずです。

私の本業はWEBサイトの運営なのでこの分野はかなりお勧めしちゃいます。

スマホアプリとゲーム制作

趣味で始めたプログラミングスキルを活かして、スマホアプリを開発することも人気があります。スマホアプリを開発するには、iOSならSwiftを学習することになるでしょう。アンドロイドOSならKotlinを学習するのが良いでしょう。どちらも難易度はそれほど高くはないので、未経験者でも試行錯誤しながらでもコーディングできますよ。

また、アンドロイドOSの公式プログラミング言語に認定されているKotlinは、まだエンジニアが少ない言語として知られています。そのため、この言語をマスターできれば、就職や転職の際にはプラスになるのではないでしょうか。

スマホアプリ開発はゲームとも親和性が高いと思います。真っ白な状態からゲームを制作することも可能ですが、「オセロ」とか「将棋」とか認知度の高いゲームに自分なりのオリジナルの機能を付加するなどから始めれば取り組みやすいはずです。

プログラミングで挫折しない?向いてる人こんなひと

もともとプログラミングが好きな人なら、趣味として始めても苦痛に感じることはないでしょう。どのような言語を学ぶ場合でも、論理的な思考能力は必要不可欠なので、論理的に物事を考えられる人なら、プログラミングを趣味にする事が向いていると言えますね。そして何より実際にモノを作ってそれが動くことに感動したり楽しいと思える人は素養があると言えます。

1つに集中する力がある

仕事で作業する場合でも趣味で作業する場合でも、プログラミングのコーディングをする際には細かい作業で集中力が必要となります。一つのことに集中して作業できることは、プログラミングを趣味とする人に求められる最低限のスキルかもしれません。集中することが苦手な人や、細かい作業があまり得意ではない人にとっては、趣味として始めてもストレスに感じてしまって長く続かないかもしれません。

効率化が好き

物事を効率的に進めることが好きという人もまた、趣味でプログラミングを始めて成功する可能性が高いとおもいます。プログラミングという作業をする際には、できるだけ効率的なソースコードを書くことが必要となりますし、例えばAとBの作業を簡素化、簡略化できないかと思考するのもまた訓練になります。普段の生活をより効率的にするためにプログラミングを活用し、効率的なソースコードを構築することができれば、趣味の域を飛び越えて実践的なスキルを持つプログラマーとして転職の際には高評価されるはずです。

座り作業と体力面

長時間座ったままで作業することが苦痛に感じないこともまた、プログラミングを趣味にするために必要かもしれません。隙間時間を利用してもプログラミングはできますが、やはりまとまったコーディング作業をするためには、それなりの作業時間が必要です。私なんかは腰痛・肩こり・片頭痛もち・眼精疲労と結構苦しい中やってますが体力面で充実してればプログラミングももっとやりやすいと思うんですよね。

まとめ

なにより「動かしたい」「作りたい」「儲けたい」こういった気持ちが原動力になると思うので、ぜひ継続できる環境を作り、モチベーションを維持して取り組んでみてほしいと思います。

独学の最初のきっかけは書籍や無料のプログラミングサイトだと思いますので、そこから手を付けてみましょう。それでうまく学べない場合はプログラミングスクールも検討してみましょう。

以上、趣味でプログラミングを始めよう!でした。

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