
侍エンジニア(SAMURAI ENGINEER)は、2013年にサービスを開始した日本初のマンツーマン専門プログラミングスクールです。「独学では挫折しやすい」という課題に真正面から向き合い、専属の現役エンジニア講師が1対1でサポートする仕組みを軸に、累計指導実績50,000名以上(2026年4月時点・セミナー・オンラインコース等含む)を積み上げてきました。本記事では、公式情報をもとに料金・コース・サポート体制・向き不向きなどをまとめます。
1. スクール概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社SAMURAI |
| 所在地 | 東京都港区虎ノ門一丁目3番1号 東京虎ノ門グローバルスクエア |
| 代表者 | 代表取締役社長 羽田 吾立 |
| 設立 | 2015年3月19日 |
| サービス開始 | 2013年 |
| 事業内容 | プログラミング学習サービス、法人IT研修、IT人材紹介サービス |
| 従業員数 | 137名(2025年12月時点) |
| 公式サイト | https://www.sejuku.net/ |
株式会社SAMURAIは、プログラミングスクールの運営のほか、月額定額制のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」、法人向けIT研修・AI研修、IT人材紹介なども展開するIT教育の総合企業です。侍エンジニアはその主力サービスとして、入学から卒業まで一人の専属講師がつく「マンツーマン指導」を中心に据えているのが最大の特徴です。
対象者は主に、プログラミング未経験・初学者から、IT転職・副業・フリーランス独立・AI活用スキル習得を目指す社会人まで幅広く設定されています。公式によると、受講生の約90%が未経験者です。
2. 料金・コース一覧(2026年4月時点)
侍エンジニアは入学金99,000円(税込)が全コース共通で必要です。以下の料金はすべて税込・入学金込みの目安です。給付金の適用可否はコースによって異なりますので、詳細は無料カウンセリング時に確認することをおすすめします。
転職・キャリア系コース
| コース名 | 期間 | 週レッスン回数 | 受講料(税込・目安) | 給付金適用時の実質負担(目安) |
|---|---|---|---|---|
| Webエンジニア転職コース(通常) | 16週間 | 週1回 | 728,000円程度 | 264,727円程度(最大463,273円支給) |
| Webエンジニア転職コース(通常) | 24週間 | 週1回 | 924,000円程度 | 364,000円程度(最大560,000円支給) |
| Webエンジニア転職コース(集中) | 8週間 | 週2回 | 497,000円程度 | 給付金対象外 |
| クラウドエンジニア転職コース(通常) | 16週間 | 週1回 | 567,600円程度 | 206,400円程度(最大361,200円支給) |
| クラウドエンジニア転職コース(通常) | 24週間 | 週1回 | 778,800円程度 | 283,200円程度(最大495,600円支給) |
| Webデザイナー転職コース | 12週間 | 週1回 | 312,000円程度 | 給付金対象外 |
| Webデザイナー転職コース | 24週間 | 週1回 | 415,800円程度 | 151,200円程度(最大264,600円支給) |
| キャリアデザイン転職コース | 12週間 | 週1回 | 594,000円程度 | 216,000円程度(最大378,000円支給) |
AI・データ系コース
| コース名 | 期間 | 週レッスン回数 | 受講料(税込・目安) | 給付金適用時の実質負担(目安) |
|---|---|---|---|---|
| AIデータサイエンスコース | 16週間 | 週1回 | 728,000円程度 | 145,600円程度(最大582,400円支給) |
| AIアプリコース | 16週間 | 週1回 | 728,000円程度 | 264,727円程度(最大463,273円支給) |
| データサイエンスコース | 16週間 | 週1回 | 728,000円程度 | 264,727円程度(最大463,273円支給) |
| 業務改善AI活用コース | 12週間 | 週1回 | 312,000円程度 | 113,455円程度(最大198,545円支給) |
| 生成AI基礎実践コース | 4週間 | 週1回 | 198,000円程度 | 72,000円程度(最大126,000円支給) |
| ClaudeCodeコース | 8週間 | 週1回 | 462,000円程度 | 168,000円程度(最大294,000円支給) |
| 生成AI × WEB副業コース | 24週間 | 週1回 | 638,000円程度 | 232,000円程度(最大406,000円支給) |
副業・フリーランス系コース
| コース名 | 期間 | 週レッスン回数 | 受講料(税込・目安) | 給付金適用時の実質負担(目安) |
|---|---|---|---|---|
| 副業スタートコース | 12週間 | 週1回 | 297,000円程度 | 108,000円程度(最大189,000円支給) |
| 副業実践コース | 18週間 | 週1回 | 522,500円程度 | 190,000円程度(最大332,500円支給) |
| フリーランスコース | 24週間 | 週1回 | 924,000円程度 | 364,000円程度(最大560,000円支給) |
| フリーランスコース | 48週間 | 週1回 | 1,352,000円程度 | 給付金対象外 |
資格・その他コース
| コース名 | 期間 | 週レッスン回数 | 受講料(税込・目安) |
|---|---|---|---|
| LPIC資格対策コース | 12週間 | 週1回 | 312,000円程度 |
| Java資格対策コース | 12週間 | 週1回 | 312,000円程度 |
| オーダーメイドコース(通常) | 4〜48週間 | 週1回 | 297,000〜1,287,000円程度 |
| オーダーメイドコース(集中) | 4〜24週間 | 週2回 | 425,700〜1,168,200円程度 |
| 教養コース | 4〜24週間 | 週1回 | 173,000〜415,800円程度 |
※上記料金はすべて2026年4月時点の公式サイト掲載情報をもとにした目安です。キャンペーンや特別優待の適用により変動する場合があります。給付金の支給条件や手続きは個人の状況により異なるため、無料カウンセリングで確認することをおすすめします。
3. カリキュラム・学習内容
侍エンジニアのカリキュラムは、大きく2つのタイプに分かれています。
オーダーメイドカリキュラムは、受講生の目標・現在のスキルレベル・希望するキャリアに合わせて、入学時に専任講師とコンサルタントが個別設計します。同じWebエンジニア転職コースでも、受講生ごとに学ぶ言語や課題の内容が変わるため、「自分に関係のない内容を学んでいる」という無駄感が生まれにくいのが特徴です。
固定カリキュラムタイプのコースは、目標・スキルが明確に設定されているコース(資格対策・生成AI特化コースなど)に多く、ロードマップに沿って体系的に学ぶ形になります。
主要コースの学習内容のイメージは以下の通りです。
- Webエンジニア転職コース:HTML/CSS・JavaScript・Ruby/Python などのバックエンド言語・Gitなど、Webアプリ開発に必要なスタックを網羅。オリジナルWebサービスの開発を通じて実践力を養います。
- クラウドエンジニア転職コース:AWSなどのクラウドサービスの設計・構築・運用を中心に学習。インフラエンジニアを目指す方向け。
- AIデータサイエンスコース:PythonやAIライブラリ(scikit-learn・TensorFlowなど)を使ったデータ分析・機械学習の基礎から実践を学びます。
- 業務改善AI活用コース・生成AI基礎実践コース:ChatGPTやClaudeなどの生成AI活用技術を職場の業務改善・マーケティング・副業に応用するスキルを習得します。
- ClaudeCodeコース:Anthropic社のAI「Claude」を使ったコーディング支援ツール活用を学ぶ比較的新しいコース。
どのコースも、受講期間中はオリジナルのWebサービスや成果物を作成することが一つの目標となっており、転職・案件獲得の際のポートフォリオとして活用できる設計になっています。
4. サポート体制
侍エンジニアは「トリプルサポート」を全コース共通で提供しています。
① 専属マンツーマン講師(現役エンジニア) 入学から卒業まで一人の現役エンジニア講師が専属でつきます。毎回異なる講師ではなく、担当者が固定されているため、受講生の進捗・癖・目標を把握した上でのきめ細かい指導が受けられます。レッスン外でも担当講師にメッセージで直接質問できる環境が整っています。
② 学習コーチ(メンター) 講師とは別に、学習の進捗管理やモチベーション維持を専門にサポートする「学習コーチ」がつきます。「なかなか学習が進まない」「目標に対してペースが合っているか不安」といった悩みを随時相談できる窓口として機能します。
③ Q&A掲示板(非同期サポート) 700名以上の講師陣が対応するQ&A掲示板が用意されており、レッスン以外の時間でもつまずいた箇所を投稿すると比較的早く回答を得られる仕組みになっています。過去の受講生が投稿した質問・回答の閲覧も可能です。
転職・キャリア支援(転職保証コース対象) 転職保証コースでは、上記3つのサポートに加え、キャリアアドバイザーによる転職支援(履歴書・職務経歴書添削、面接対策、求人紹介など)が受けられます。紹介求人数は500以上(公式情報)とされており、専属の担当者がキャリアアップをサポートします。転職活動を行ったにもかかわらず内定が出なかった場合、受講料全額を返金する制度も設けられています(返金条件は公式利用規約を参照)。
卒業後サポート 卒業後も、スクールの学習教材やQ&A掲示板の一部を無料で閲覧できます。また、転職・就職サポートや受講生交流イベントへの参加も卒業後に利用できます。
5. 受講形式
侍エンジニアはオンライン専業のスクールです。専属講師とのレッスンはすべてビデオ通話(オンライン)で行われるため、全国どこからでも受講できます。通学の必要はなく、自宅・カフェなど好きな場所から受講できる点がメリットです。
無料カウンセリングについては、オンライン・対面のどちらにも対応しています(所要時間は約60分程度)。
6. 向いている人・向いていない人
向いている人
- 独学で挫折した経験がある方:マンツーマンで疑問をすぐに解消できる環境は、独学の孤独感・挫折感に悩んだ方に向いています。
- 自分のペースで学びたい方:カリキュラムの進捗や受講期間をある程度自分の生活リズムに合わせて調整できます(一部固定カリキュラムを除く)。
- 転職・副業・フリーランス独立という具体的な目標がある方:転職保証コースやキャリア支援が充実しているため、「エンジニアに転職する」「副業収入を得る」という明確な目標がある方は活用しやすいです。
- 給付金を活用して受講コストを抑えたい方:専門実践教育訓練給付金(最大80%・最大64万円)やリスキリングを通じたキャリアアップ支援給付金(最大70%・最大56万円)の対象コースが多く、条件を満たせば自己負担を大幅に軽減できます。
- AI・生成AI系スキルを身につけたい方:Claude Code・生成AIマーケティング・業務改善AI活用など、AI関連の専門コースが2025〜2026年にかけて拡充されています。
向いていない人
- なるべく費用を抑えたい方:入学金99,000円が全コース共通でかかり、コース自体も数十万〜百万円超の規模です。給付金の適用がない場合や条件を満たさない場合は、独学教材・廉価スクールと比べて費用負担は大きくなります。
- グループ学習・仲間との切磋琢磨が好きな方:基本はマンツーマンのため、集合型スクールのような受講仲間との日々の交流や、チームでの共同開発といった体験は少なめです。
- すでにある程度のスキルがあり、費用対効果を重視する方:中・上級者にとっては、個別指導のメリットを十分に活かしきれない可能性もあります。
7. 口コミ・評判の傾向
侍エンジニアに関する口コミや評判は、インターネット上でさまざまな媒体に掲載されています。2026年4月時点で見られる一般的な傾向として、以下のような声が多く見られます(個人の感想であり、全員が同様の体験をするとは限りません)。
ポジティブな傾向
- 「専属講師が毎回自分の状況を把握した上で指導してくれるため、無駄なく学べた」
- 「学習コーチのおかげでモチベーションを維持できた」
- 「Q&A掲示板でレッスン外の時間帯でも質問できたのが助かった」
- 「給付金を利用したことで、想定より費用を抑えられた」
- 「カリキュラムを自分の目標に合わせてカスタマイズできた点が良かった」
ネガティブな傾向・注意点として見られる声
- 「担当講師との相性によって、学習のしやすさに差が出る場合がある」
- 「費用が高く、投資対効果を感じるかどうかは人によって異なる」
- 「オンライン学習のため、自己管理が苦手な場合はやや難しいと感じることも」
8. 注意点・デメリット
侍エンジニアを検討する際に、あらかじめ押さえておきたい点をまとめます。
費用面 入学金99,000円(税込)が全コース共通でかかるほか、コース本体の受講料は数十万〜100万円超が目安です。給付金対象コースであれば実質負担を軽減できる可能性がありますが、給付金の支給には雇用保険加入期間などの条件があります。受講前に自身が給付金の対象かどうかを確認することをおすすめします。
講師との相性 マンツーマン指導の性質上、担当講師との相性が学習体験に影響を与えやすい面があります。公式によると700名以上の講師が在籍しているとのことで、相性が合わない場合は変更を相談することも可能とされていますが、スムーズに切り替えられるかどうかは状況によります。
自己管理の必要性 オンライン専業のため、学習の進捗管理は自分で行う部分も多くあります。学習コーチのサポートは受けられますが、受け身のまま学ぶだけでは成果に結びつきにくい点は他のオンラインスクールと同様です。
コース数の多さによる選択の難しさ 2026年4月時点で20以上のコースが提供されており、自分に合ったコースを選ぶのに迷うケースがあるかもしれません。無料カウンセリングを活用して、目的・予算・スケジュールに合ったコースを相談することをおすすめします。
9. 他スクールとの比較ポイント
マンツーマン指導の強みと特殊性
多くのプログラミングスクールは、集合型の授業や動画コンテンツ+質問サポートという形態が一般的です。侍エンジニアはそれらと異なり、「専属の現役エンジニア講師が入学から卒業まで1対1で指導する」という形態に特化しています。この点では、「わからないことをリアルタイムで解消しながら進めたい」「自分専用のカリキュラムで無駄なく学びたい」という方にとっては、集合型・動画中心型スクールより向いている場合があります。
給付金対応の手厚さ
専門実践教育訓練給付金の対象コースを複数持ち、最大80%(最大64万円)の補助を受けられる設計になっている点は、同規模のマンツーマン指導型スクールの中でも比較的手厚い水準です。ただし、給付金の有無だけで判断するのではなく、カリキュラム内容・サポート体制・講師の質なども合わせて比較することをおすすめします。
AI・生成AI領域の拡充
2025〜2026年にかけて、Claude Codeコース・生成AIマーケティング実践コース・生成AI業務自動化コースなど、AI関連の専門コースが増加しています。プログラミング学習とAI活用を一体で学べるスクールを探している方には比較検討の選択肢になり得ます。
転職保証コースの返金制度
転職活動を行った結果として内定が出なかった場合に受講料を全額返金する「全額返金保証」を転職保証コースで設けています。ただし、返金の適用にはスクールが定める学習完了・転職活動の条件があります。詳細は公式利用規約を必ず確認してください。
まとめ
侍エンジニア(SAMURAI ENGINEER)は、マンツーマン専門・オーダーメイドカリキュラムという独自路線で、2013年のサービス開始から累計50,000名以上(2026年4月時点)の指導実績を積み上げてきたプログラミングスクールです。転職・副業・AI活用・フリーランス独立など目的別のコースが充実しており、給付金の活用で受講コストを抑えられる場合もあります。
一方で、入学金を含めた総費用は相応の水準であり、講師との相性やオンライン学習での自己管理能力も成果を左右する要素となります。まずは無料カウンセリング(約60分)を利用して、自分の目標・状況に合ったコースかどうかを確認することが、後悔のない選択につながるでしょう。
本記事の情報は2026年4月時点の公式サイト(https://www.sejuku.net/)掲載内容をもとにしています。料金・コース内容・給付金条件は変更される場合があります。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。




