卒業生によるテックキャンプと侍エンジニア塾の比較

ここではテックキャンプと侍エンジニア塾という2つのプログラミングスクールを比較していきます。

テックキャンプはオンラインで受講できるスクールでありながら、教室もあり現場で学習できるのが特徴。

侍エンジニア塾は個人の目標にあわせたカリキュラムを作成するところから始まる完全マンツーマンのスクール(完全オンライン)という特徴があります。

それぞれ自分にあったほうを選んで学習を進めてみてください。

テックキャンプと侍エンジニア塾の教材を比較

●テックキャンプ

テックキャンプの教材は自社謹製のWEBテキストです。テックマスターという専用サイトにログインすると複数のコースの教材を閲覧することができます。

凄いのは会員になると全てのコースの教材を見放題になるという部分だと思います。

テックキャンプの教材

・WEBアプリケーションコース(Ruby on Rails)
・Unity/VRコース
・AIコース(Python)
・デザインコース
・iOSアプリコース

と5つのコースがあるのですが、この中から2019年中にVRとiOSコースが無くなる様子です。学んでる生徒が少ないのか、あるいは講師がいなくて対応できないのか、だと思われます。私はこの中からiOS、AI、デザインと3つの教材を学ぶことができて大変満足しているのですが。

コースが減ってしまうのは残念なことですね。とは言え私が入会する前はiOSコースがあったり、無かったり、ということを繰り返していた様子なので今後もまた復活するかもしれません。

テックキャンプは退会してしまうと教材の閲覧権限がなくなってしまいます(会員サイトへのログインはできるけど)。

教材はとても分かりやすいと思います。基本的な文法は勿論のこと、ログイン機能、ユーザー機能などどんなWEBアプリにも共通する部分の作成をしながら学びます。

なので学習終了後にはそのソースコードを流用してすぐ使えるものを作ることができるのです。

あとはTwitterライクなサンプルアプリ、ポケモンの分析、株価予測をやったり、ToDoアプリを作ったりと簡単なアプリ作成をしながら学べます。

テキストやソースコードはコピペできますし画像やアニメーションによる説明もわかりやすくて好きです。

市販の書籍よりも初心者向けのように思います。それでいてレッスンが進むにつれて技術や作る部品も高度化していくし一連の開発工程をこの値段でやれるのはかなりお得です。

●侍エンジニア塾

侍エンジニア塾ですが塾として所有公開している教材はありません

生徒のレッスンや面倒見は担当になった1人のインストラクター(講師)にすべて任されていて、インストラクターから「この教材を買ってください」と言われる事になります。

私も7冊ほどAmazonで本を買いました。私の場合はPHP言語を学習しようと思ったので、WEBアプリケーション作成までの一連の本でした。

侍エンジニア塾の教材

・HTML/CSS入門・JavaScript入門・PHP入門・WEBディレクション・MySQL入門・Laravel入門

こういった具合です。全部で1万円超えますが塾料金とは別で購入します。(侍エンジニア塾から1万円分のAmazonギフト券付与があるので、それで補填します。)(とはいえ自分が入会するときに払った料金から出てるわけですが)

自分で購入したものなので塾が終わった後も自分の所有物になります。当然ですね。

教材は残念ながら物理的な紙媒体なのでソースコードのコピペはできませんし、検索もできません。PCのそばに置いて見ながら打ち込んでいくので結構やりずらいです。仕方ないですね。

検索が出来ないのは思い出しや調べたいことをすぐに探せないので非常に非効率だと感じました。

あとは書籍が古い場合があるので、これも気を付けないといけないです。言語は頻繁にバージョンアップするので本がそれについていけてないのです。その差分は自分で補完しないといけません。

入会前から入会後までの流れを比較

ここでは入会前の検討段階から、実際に支払いを行って入会した後までの流れについて比較してみていきます。

●テックキャンプ

テックキャンプでは公式ページにアクセスすると2つの入り口があるのがわかるでしょう。

・渋谷や大阪、名古屋にある教室での無料体験会に参加する
・オンラインで説明会に参加する

こういった具合です。テックキャンプには教室があり受講できるほかネットでも受講できる数少ないプログラミングスクールの1つです。

テックキャンプの入会の流れ

地方には教室がないので地方から参加される方はオンライン受講がメインになることでしょう。そのようにして事前にこのスクールについて調べて検討してみてください。

体験会では実際にMacのPCを借りてプログラミングを教材を見ながらやってみる、という流れになります。そこでどんなふうに学習していくか把握することができます。

問題なければ本申し込みと入金を行います。受講スタート日が月に2回用意されているので近い方で申込すればよいと思います。

遠い方の開始日でも構わなくて、その間2週前から教材を閲覧できるようになるのも嬉しいでしょう。(教室利用や質問等はできない)

受講開始になればメンターと呼ばれる講師とオンラインビデオ通話(Skype等)で面談をして学習を進めていきます。

●侍エンジニア塾

侍エンジニア塾の入会の流れ

侍エンジニア塾では、まず最初に運営側(講師ではない)と面談を行います。

Skypeを使ってこちらがどのようなゴールに向かってプログラミングを学習したいと思っているのか、今までのプログラミング経験、毎日学習できる時間はどれぐらいか、何カ月の学習を考えているか、といったヒアリングがメインとなります。

その後2週間すると再び運営と面談になりますが、そこではカリキュラムの提案がなされます。どのように学習を続けていくのか。そのカリキュラムで問題が無いかすり合わせを行っていきます。

次に契約書が来るので、それを読んでお金を入金したら入塾完了です。その後1~2週間後にインストラクターから自己紹介のメールと、学習のために購入する本のリストが来ます。

その本を買って1週間後ぐらいからインストラクターとSKype面談を行い初回レッスンへ進む流れとなります。

なので最初の運営との面談から学習開始まで1ヶ月以上かかります。あとは買った本を読んで自習していきます。

テックキャンプと侍エンジニア塾の学習の仕方を比較

テックキャンプでも侍エンジニア塾も基本的には教材を利用しての自習がメインで進んでいきます。

●テックキャンプ

テックキャンプでは2週間に1度メンターの方とSkypeで面談を行いました。進捗状況の確認と質疑応答がメインで30分程度だったと思います。

テックキャンプの教材は自社WEBページなので、進捗度合いもすべてWEBで管理されています。

●侍エンジニア塾

侍エンジニア塾ですが週1回のSkype通話によるレッスンというものが存在します。

講師の方がレッスン資料を用意してWEB上でその解説をしてくれる、というものです。購入した教材の補足や教材には書かれていないナマの現場でのやり方などを伝授してもらう場となります。

テックキャンプと侍エンジニア塾の質問ツール、回答速度を比較

自習を進めていくとどうしても疑問点や課題・エラーと直面してしまいます。

勿論自分1人の力でそれらの課題を解決できることもあると思いますが、WEBを調べてもなかなか答えが見つからない、対処できない場合って結構あります。

そんなときはせっかくなのでメンターに質問をしちゃいましょう。テックキャンプでも侍エンジニア塾でも質疑応答ツールが用意されています。

●テックキャンプ

テックキャンプでは文字チャットによる質疑応答、加えてSkype呼び出しボタンを使用してメンターを呼ぶこともできます。

もしテックキャンプの教室で学習している場合はそのへんをウロウロしてるメンターの方を呼び止めて質問することもできます。

チャットの板には複数のメンターが待機しているので営業時間内なら数十分で返事が来るから、すぐ解決できるのはメリットかと思います。

●侍エンジニア塾

侍エンジニア塾のほうは専属の講師の方へメールで質問をする、その返事をメールで頂くという流れです。なのでリアルタイムで課題解決できるわけではありません。メールは1日1往復が標準的な速度かと思います。

リアルタイムで課題解決するなら週1回のSkype面談の時を見計らって質問をすることになるでしょう。

あとは侍エンジニア塾の中にQ&A掲示板があり、そこで講師陣が待機しているので質問をして答えを貰うことも出来ます。

こちらのQ&Aは掲示板という性格なので常にチェックされてるわけじゃなくて、講師陣が気づいたタイミングで答えが来ることから早くて1営業日、遅いと3営業日とかかかる場合もありました。

講師との面談、レッスンのツールを比較

●テックキャンプ

テックキャンプ通話面談

テックキャンプでは講師の方と隔週1回30~60分程度ですが面談があります。これはオンラインビデオ通話を使って行われます。

私が受講してたときはSkypeを使っていましたが、いまは独自のオンラインビデオツールのようです。

カメラで顔を映して会話をしたり、画面を共有して操作指導などもできるようになっています。これは結構便利ですね。

●侍エンジニア塾

侍エンジニア塾では週1回の面談を兼ねたレッスンがあります。

ツールはおそらく講師に一任されていると思いますが、ビデオ通話ツールとしてSkypeを使っていました。Skypeは昔からあるカメラでお互いの顔を映しながら(映さなくてもいい)通話が出来るツールですね。

あとはリアルタイムボードと呼ばれるクラウド型のツールもあります。これは書いた事や貼り付けた画像やURLをその場で画面上に表示させて見せることで共有できるツールです。

学校のホワイトボードのようなものをイメージしてもらえればわかりやすいかと思います。生徒も講師もそこへ書き込みできます。

それからスライドショーも使いました。画面上でパワーポイントやKeynoteで作ったスライドをペラペラ送ったり動画をストリーミングで流したり、それでレッスンを受講する形でした。

テックキャンプと侍エンジニア塾の「面談」を比較

●テックキャンプ

テックキャンプの面談は進捗確認やモチベーション維持がメインなのであまり学習の進行がきちんとやれてれば積極的に設定しなくてもよいものじゃないかなと思います。

それよりも日々のSkypeやチャットでの質問対応のほうが学習が捗りますので。

●侍エンジニア塾

侍エンジニア塾の面談(レッスン)はかなり重要です。

なにせ日々の質問はメールなのでなかなか回答をくみ取るのが難しいし、リアルタイムじゃないので次々起こる連続的なエラーを解消するのは難しいのです。

なので疑問点の解消といえば面談の日にまとめて行った方が良いと感じています。

面談(レッスン)は60~90分も取ってもらえますので、その時に合わせて質問をリストでしたためておくとよいでしょう。そこを疑問解消の場とするのです。

テックキャンプと侍エンジニア塾の講師(メンター)を比較

講師(メンター)個人の話ではなくて、そこからわかるスクールとしてどんな人材を採用しているかという部分を比較したいと思います。

●テックキャンプ

まずテックキャンプですが若手の講師が多いと思います。実際渋谷の教室に行ってみると20代~30代前半かと思いました。

現役エンジニアを採用しているとのことですが、元テックキャンプ受講生も講師側に入っていたりして現役エンジニアじゃない人も採用されてるようです。

簡単な対応を任されてる事もあります。質問をしても回答が微妙な講師もいるので、「この答え大丈夫かな」ということもありました。

●侍エンジニア塾

侍エンジニア塾は現役エンジニアのみを採用しているようです。私の担当になってくれた人は昼間は会社で働いているようでした。

けどこういうスクールで教えるのは初めて、と言っていたのでユーザー対応に熟達した人ではない様子です。あくまで技術者としてスカウトされたみたいですね。

料金やコストパフォーマンスを比較

テックキャンプと侍エンジニア塾の料金体系を比較していきます。

名称 料金 コース・言語
テックキャンプ 入会費148000円
月額14800円
WEBアプリ、WEBサイト、HTML、CSS、Javascript、Ruby、C#、Unity、AI(人工知能)Python、iOSアプリ(Swift)、デザイン(illustrator、 Photoshop)、自作アプリ
侍エンジニア塾 入会費0円
1カ月168000円
3カ月438000円
6カ月698000円
WEBアプリ・サイト、HTML、CSS、Javascript、iOS(Swift)、Androidアプリ、Java、Python、Ruby、PHP、C++/C#、Unity、オリジナルサービス開発

テックキャンプの他にない特徴として教室がありますね。教室が近くにあれば最寄りの校舎によって仕事帰りや学校帰り、土日に教室で学ぶとよいと思います。

同じように目標をもってプログラミングを学習している生徒が居るので人脈もできます。

あとテックキャンプでは月に何度かビジネス系のセミナーも開催されています(プログラミング技術に限らず)。これも結構面白いので参加する価値はあると思いますよ。