ねえ、アメックスのマリオットカード、年会費が上がるって本当？特典も変わるみたいだけど、どうなるの？
そうなんだ！年会費は上がるけど、無料宿泊特典がパワーアップするから、使い方次第では前よりお得になるかも。旅行好きには大きなニュースだね！
特典が良くなるのは嬉しいけど、具体的にどんな人が得するの？私の使い方だと損しちゃうかな？
年間400万円以上利用し、プラチナエリート資格と追加の無料宿泊を狙うヘビーユーザーには朗報です。一方で利用額が少ない方には負担増となる可能性があります。
アメリカン・エキスプレスは、人気のクレジットカード『Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード』のサービスを改定しました。年会費が引き上げられる一方で、無料宿泊特典が大幅に拡充され、マリオットユーザーにとって大きな転換点となりそうです。この年会費改定が、カードホルダーにどのような影響を与えるのかを詳しく見ていきましょう。
アメックス・マリオットカード改定の核心：年会費と特典の変更点を徹底分析
年会費11,000円アップに見合うか？拡充された無料宿泊特典の価値
今回の改定で年会費は49,500円から60,500円（税込）へと引き上げられました。しかし、年間150万円利用で得られる無料宿泊特典が35,000ポイントから50,000ポイント相当に増強。1ポイント＝1円以上のポイント価値で利用すれば、年会費の値上げ分を十分に回収できる可能性があります。
50,000ポイントで宿泊できるホテルは、『ザ・リッツ・カールトン大阪』や『ウェスティンホテル東京』など選択肢が豊富です。閑散期を狙えば、よりグレードの高いホテルに宿泊できることも魅力と言えるでしょう。
改定は誰のため？ユーザータイプ別に見る損得分岐点
年間400万円利用のヘビーユーザーと150万円利用のライトユーザー
年間400万円以上を利用するユーザーにとっては、プラチナエリート資格の維持に加え、新たに追加された50,000ポイントの無料宿泊特典が大きなメリットです。合計2泊分の無料宿泊は、使い方次第で10万円以上の価値を生み出し、年会費を大幅に上回るリターンが期待できます。
一方、年間利用額が150万円ぎりぎりのユーザーは、年会費の値上げが負担になる可能性があります。増強された無料宿泊特典を最大限活用できるか、自身の旅行スタイルと照らし合わせてカード継続を判断する必要があります。
今後の展望に関する見出し
富裕層・ヘビーユーザーへのサービス集中という明確なメッセージ
今回の改定は、単なる年会費の値上げではなく、顧客単価の高い優良顧客へサービスを集中させるというアメックスの明確な戦略の表れです。ロイヤリティの高いユーザーを囲い込み、LTV（顧客生涯価値）を最大化する狙いがあると考えられます。
今後、他のカード会社も同様に、特典を拡充する代わりに年会費を引き上げるなど、ユーザーの利用実績に応じたサービス提供の差別化を進める可能性があります。クレジットカード選びは、より自身のライフスタイルに合った一枚を見極める時代になるでしょう。
